ざっとな感想です。
はい、遊んできました!
全40EDのうち、敵方に殺されたり刺されたり斬られたり、または攻略キャラに斬られたり絞殺されたりするEDが25もありますけれど。
幸せになるのも大変なのねえ・・・。
でもそんな波乱万丈な舞台だけあって、ドラマチックな恋が体験できます。
何せ仮初とはいえ、皇后の座にまで上り詰めたりしますしね。
宮廷御用達の機織娘のヒロインが、この国の皇帝を見極める瑞獣と呼ばれる羽の付いた兎、羽兎(うと)の『目』として選ばれて、色々困難を乗り越えて攻略キャラと絆を深めて想いが通じるまでが前半。ここだけでも存分甘い空気が流れます。後半もスリルがあるせいか、どきどきとときめきがないまぜになってほろりとくるシーンもありました。
後半は「羽兎の目」である為に思い人と引き裂かれて皇后となって後宮に閉じ込められてしまいますが、歴史が動く中、諦めずに足掻いていくのが見所です。
登場する攻略対象は皆ヒロインのことを憎からず思っているのに、本人が気付いていないのはお約束~な設定ですけれど、そのとんちんかんな会話が楽しかったです。
前作「あさき、ゆめみし」を遊んでいるとわかりますが、一番重要な背景を持つキャラは他キャラ全員クリアしないとルートが開かない作りになっていました。
全部ルートを埋めたはずなのに、不幸せな結末を迎えるキャラを一番初めに攻略してしまい、「もしかしたら全員こうなのかな」と一抹の不安を抱えて続けましたが、ちゃんと全員幸せになれるEDがありましたのでほっとしました。そんな私が2番目にEDを見たのはサブキャラの燕尭さんだったりします。
キャラによっては7年後に再会…と驚くほど年数が経ってたりしてますが、キャラクターがちゃんと成長している姿で登場するので感動しました。
特に一番年下キャラだった朱偉の5年後の姿が凛々しくて惚れます。あと7年後の姿で登場する太星は声音もすっかり変わっているし良い男っぷりでした。
ナレーターも兼ねていた羽兎役の声優さんがすごく発音が綺麗で聞き惚れました。
バッドEDも強烈でしたが、グッドも勿論インパクトがありました。
あるキャラはヒロインに手を出すのが早かったなあとか、ヒロインへのものすごい執着っぷりに困惑したら逃げられないように囲われてしまったりとか・・・あれは一応グッドなのかな(汗)殺伐したEDも色々ありました。
諦めていたサブキャラEDがかなり色々あったので満足。
燕尭さんEDは嬉しくてもう2度見た挙句、ルートでその選択肢を選ばないと「振られたか」と苦笑されるのが切なくて(え)ロードで戻ってもう一度EDを見たりして何度見たか忘れるぐらいです。
それからそれから、ちび仙人EDがものすごく可愛かったです。
あとお粥や餡かけのおかずが無性に食べたくなります。蒸し饅頭も美味しそうでした。
クリア特典のミニゲームも健在でした。
予約特典のゲームディスクは泰斗のようなので、これからどんなのか遊んでみます~。
未承認 - 2015/05/10 (日) 04:07 Edit
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